昔々、私が子どもだった頃家の近くにれんげ畑があって春がくるたびにれんげを摘みに行くのが楽しみでした。
だけどいつの頃だったか美しいれんげ畑は月極駐車場になってしまい、それはそれは子ども心にショックでした。
そしてこの春、引っ越して初めて迎える春。
我が家の近くに広大なれんげ畑が出現しました。
それはそれは美しく、れんげ畑を忙しく飛び回るミツバチの羽音と空高くで響く雲雀の声だけしか聞こえず、一瞬今いる世界から切り離されたような不思議な感覚でした。
こわがりの娘も不思議とデコボコでところどころぬかるんだれんげ畑の中を躊躇なくどんどんわけいってれんげを摘んでいました。
どうかどうかこのれんげ畑がこれからも毎年春がくるたびにこんなに美しい姿をみせてくれますように。
#
by kurumiruku1030
| 2011-05-04 23:45
| 四季のこと。